 |
|
 |
すぐれた効果のある化粧品をつくり出そうとするなかで、私たちは、ただ単純に有用な成分を化粧品に配合するだけでは効果が不十分であることを、強く感じるようになりました。
成分の有用性は、一般的に、ひとの肌で確かめられているのではなく、細胞や酵素をつかった「実験」で調べられています。しかし、実験のなかでどれほど有用な成分であったとしても、化粧品というかたちにしてひとの肌で試した場合、かならずしも期待された力を発揮するとは限りません。なぜなら、「実験」と「ひとの肌」とでは、状況や条件が異なるからです。
私たちは、配合した美容成分の効果が充分に発揮されるように、技術を駆使して化粧品づくりをしています。その中心となる技術が、成分の「浸透技術」です。これは、有用な成分が肌の中の必要な部分に必要な分きちんと届くように、成分を肌に浸透させる技術のことです。
私たちは、つぎに記載する、ナノテクノロジーによって得られる粒子を開発し、より効果を実感いただける化粧品の開発に尽力しています。
|
ひとの肌は、「からだのなか」と「外の世界」とを分ける役割があり、本来の機能として、「外の世界」から入り込もうとする異物をさえぎる性質があります。肌のなかでも特に、そのいちばん外側にある角質層は、異物をさえぎる「バリア機能」を担っている部分です。美容成分を浸透させるためには、この角質層のバリアを通過させなくてはなりません。
そこで私たちは、角質層になじみやすい素材をもちいて、ごくごく小さな、「タマネギ」のような構造をした粒子をつくり、その「タマネギ」の中に美容成分を閉じ込めたカプセルをつくりました。これが多重層ナノカプセルです。多重層ナノカプセルは、角質層のバリアにさえぎられることなく肌のなかに浸透し、浸透しながら「カプセルの皮」がめくられていき、少しずつなかに閉じ込められた美容成分を放出します。
|
角質層には、水と保湿成分を多く含む「細胞」と、その細胞どうしをつないでいる「細胞間脂質」が存在します。「細胞」はいわば“水性”で、「細胞間脂質」は“油性”。本来は混じりあわないふたつのものがうまく調和して、角質層はかたちづくられています。
すこやかさを失った肌は、本来は整然と並んでいるべき「細胞間脂質」の配列が乱れ、肌のバリア機能が損なわれている場合があります。また、本来「細胞」のなかに豊富に含まれているべき保湿成分が足りず、うるおいが不足している場合もあります。
バリアカプセルは、ひとの肌の構成をもとにつくられた、ナノサイズの粒子です。細胞間脂質を構成するセラミドや脂肪酸を含むと同時に、細胞の内部に存在する、水性の天然保湿成分も含んでいるのです。そのため、バリアカプセルが肌にふれると、肌に自然と受け入れられ、あたかも肌の構成成分そのもののように、肌になじみます。健やかさを失った肌の、配列の乱れた細胞間脂質にセラミドや脂肪酸を供給して配列を整え、また、細胞に保湿成分を供給し、うるおいに満ちた細胞へと導くことが可能になるのです。
|
|
 |
 |
 |
Copyright (C) 2010 Dr.Program All Rights Reserved. |
|
 |